具体的な癒しの手法


「癒し」あるいは「癒し系」という言葉がブームになった大きなきっかけは、1999年に大ヒットした、ミュージシャンの坂本龍一の「ウラBTTB」です。

癒し音楽として大きなヒットになり、そのまま癒しブームへと繋がりました。

それ以降、人物などに対しても癒し系という言葉が一般的に使われるようになりました。

男性に使用されるようになったのは、2000年代に入ってからで、優しくおっとりとした雰囲気を持つ一部の男性アイドル、俳優などが癒し系と称されるようになりました。

小学館のOL向けファッション誌「Oggi」によって癒し系の特徴を持つ若い男性は「モイスチャー男子」と命名されるようになり、oggiの定義によると、「純粋でひたむき。

恋愛対象ではないけれど、一緒にいると安らげ、時にはキュンとする」男性のことが癒し系モイスチャー男子に分類されるそうです。

ちなみにこれほど一般的に普及し、現代のキーワードともなっている「癒し」という言葉ですが、現段階では国語辞書に「癒し」の記載はありません。

癒しという言葉がつくものは、どのジャンルの商品もヒットし、売れ行き好評である傾向がありますが、癒しの具体的手法はバリエーションに富んでおり、その関連グッズも様々です。

それでは、具体的な癒しの手法を見ていきましょう。

まず、セラピーと呼ばれる心理療法は癒しの代表的なものです。

心理療法は、精神的疾患の治療、心理的問題の解決、そして精神的健康の増進を目的とする理論・技術の体系を呼びますが、心理療法を行う側の人間はカウンセラー、あるいはセラピスト、治療者などと呼ばれます。

また、逆に心理療法を受ける側の人間は、クライエント、患者、来談者などと呼ばれるのが一般的です。

心理療法は本来だと精神分析・行動療法・来談者中心療法の3つが、主な源流だとされていましたが、現代ではこの3流派に限りません。

「フォーカシング」は臨床心理学の用語で、ユージン・ジェンドリンによって発見された、人間の体験過程とその象徴化の過程、またはそれを促す目的でジェンドリンが体系化した具体的な技法を指します。

「認知療法(Cognitive Therapy)」とは、精神分析学を学んだ精神科医と心理学者であるアルバート・エリス(論理情動行動療法)やアーロン・ベック(認知療法、もしくは認知行動療法)、行動療法を行っていた心理学者であるドナルド・マイケンバウム(自己教示訓練)によって、それぞれ独自に始められた心理療法の総称です。

3人に共通するのは、外的な出来事が感情や身体反応を直接引き起こすのではなく、外的な出来事をどのように認知するかによって、身体反応や感情、行動がそれぞれの個人によって異なるという精神疾患や精神疾患に対する心理療法における「認知」の役割を重要視した点です。

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このページは、isubが2008年1月17日 10:27に書いたブログ記事です。

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