「箱庭療法(Sandplay Therapy)」は、縦57cm×横72cm×高さ7cmの箱の中に、クライエントがセラピストが見守る中で、自由に部屋にある玩具を入れていく、という手法で、心理療法の1種です。
箱庭療法は表現療法の中にポジショニングされますが、作られた作品は言語化が試みられる場合もあります。
基本的には、自由に見守られながら表現する、ということが大切である、と言われており、現在では、成人の精神的治療にも使われますが、元々は遊戯療法から派生しています。
米国や欧州など、世界でも一般的に使用される手法で、日本でも頻繁に行われています。
「ゲシュタルト療法」は、ユダヤ人の精神科医、フレデリック・パールズと妻のローラが、ゲシュタルト心理学、実存主義思想などを手がかりとして始めたものです。
ゲシュタルト療法では、過去には言及しません。
過去に起こった出来事や、過去の出来事が何故起こったのかを問うことはせず、「今・ここ」で、「いかに」話しているか、「なにを」話しているかが問題にされ、それに気づいて体験すること、そこから全身全霊的な気づき、覚醒を目的にして、そこで自分自身であるという自由を再び取り戻すことを目指します。
「交流分析(TA=Transactional Analysis)」は、精神科医エリック・バーンによって1950年代後半に提唱された、人格と個人の成長と変化における体系的な心理療法の1つです。
「森田療法」は精神学者森田正馬によって1919(大正8)年に創始された精神療法(心理療法)で、日本製の精神療法としては代表的なものとして知られています。
神経症を治療の対象として専門的に扱い、入院治療を主流としていますが、外来治療が行われるケースもあります。
現在日本だけではなく、世界で20カ国以上で使用されています。
「内観療法」も日本製の心理療法ですが、本来は修養法として開発された、吉本伊信の内観法を医療、臨床心理学的目的のために応用された心理療法(精神療法)です。
1960年代から精神医療現場に導入されるようになりましたが、病院で行われる場合と、民間の研修所で行われる場合があり、標準的な研修所で行われる方法は、父親、母親、きょうだい、といった自分の身近な人物、あるいは自分の身体の一部に対して、「してもらったこと」、「して返したこと」、「迷惑をかけたこと」の3つのテーマに沿って繰り返し思い出し、それによって、自分や他者への理解や信頼を深め、自己の存在価値、責任を自覚することによって社会生活の改善に繋がる、と考えます。


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